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聖闘士星矢 聖域十二宮編 【せいんとせいや さんくちゅありじゅうにきゅうへん】 ジャンル 小宇宙対戦アクション 対応機種 プレイステーション2 メディア DVD-ROM 1枚 発売元 バンダイ 開発元 ディンプス 発売日 2005年4月7日 定価 6,800円(税別) 判定 なし ポイント 良くも悪くも星矢らしさ満載配下使いが荒すぎる沙織お嬢様ファンディスクとしては高評価青銅5人が初代キャストである最終作 聖闘士星矢シリーズ 概要 基本システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 シリーズ屈指の人気編・黄金聖闘士編を題材にした格闘アクション。開発は『ドラゴンボールZシリーズ』を手掛けたディンプス。 据え置き機としてはFC『聖闘士星矢 黄金伝説完結編』以来、実に17年ぶりの新作となる。 OPムービーはTVアニメの初代OP『ペガサス幻想』をフルポリゴンで再現したものとなっており、ストーリーモードも極力原作を再現している。 完結編と違い、アニメ基準の設定となっている(*1)。 基本システム ストーリーモードである「黄金十二宮」、対戦モードの「千日戦争」、設定資料やボイス再生が可能の「星矢の休日」、そして教皇になって青銅聖闘士の進入を防ぐ「幻朧魔皇拳」の4つのモードが選択可能。 黄金十二宮編は原作まま、各宮を踏破していく。導入ムービーのあと、強大な黄金聖闘士と1対1の戦いが始まる。 ここでのシステムは3D対戦ゲームとなり、プレイヤーは「ガード」「弱攻撃」「強攻撃」「スペシャル」の4つのボタンを駆使して戦う。 前述のDBZのように各キャラクターには専用のコンボが数種類のほか、特殊技と必殺技がありこれらを駆使して戦う。 特殊技と必殺技を使うには一定量のコスモゲージが必要。特殊技はゲージが足りないと貧弱な効果になり、必殺技は放てない。 ライフゲージを0にすると一応の勝利となるが、普通に倒してしまうと原作でもよくあった根性的なノリで復活してくる。 これは味方サイドにもあり、たとえ倒されてもアテナの呼びかけで何度でも立ち上がる(*2)という独自なシステムがある。 これを回避するためには「ビッグバンアタック」と呼ばれる各キャラクターの必殺技でKOをする必要がある。 コスモゲージが一定量ある場合に○ボタンをホールドするとゲージが輝きだし、離すと攻撃が発動。HIT時は各キャラクターの必殺技が発動する。 KOできなくても大ダメージを狙えるため常時狙っていきたいところだが、相手も「ビッグバンカウンター」と呼ばれる反撃が可能。ビッグバンカウンターが発動すると、千日戦争の如く両者の中間で小宇宙が激突する演出が起こり、ボタン連打の優劣で勝利が決まる。連打に押し勝った方が一方的にダメージを与えられる。 相手を撃破するとリザルト画面で戦闘評価されステージクリアとなる。 黄金聖闘士戦で好成績を出すと、次回開始前に「雑兵戦」が挿入される。 雑兵犇めく宮殿への道を無双シリーズのようになぎ倒して進んで行き、宮殿の入り口までたどり着くのが目的。 ただし失敗しても何事もなく次回に進む。説明書によると「ボーナスゲーム」とのこと。 幻朧魔皇拳モードは、各宮に黄金聖闘士を配置して迫りくる青銅5人を排除するというモード。 これについては賛否がある(後述)が、悪側についてタワーディフェンス的なゲームが楽しめる。 評価点 ものすごく高い原作再現度 まず前述の通り、OPはTVアニメ当時のものをフルポリゴンで再現しているが、ファンから見ても気持ち悪いぐらい再現していると評された。 またストーリーモードでも必ずアニメのアバンの下りから始まり、タイトルが表示されるというアニメイメージを忠実に再現。 田中秀幸氏によるナレーションは元より、アバンの部分やタイトル表記のBGMもTVアニメ版のままという徹底ぶり。 ムービーは演出がしっかりしていてなかなか見ごたえがある。モーションやカメラワークに留まらず、車田漫画特有の炭をぶちまけたような吹き出しを使うなど漫画的なものも。 コンティニュー選択時は仲間達が励ましてくれる。 2周目以降はIFストーリーを選択することができる。数は全5話と少々少な目なのが残念。最後に出現する「出現!新たなる宮!!」は原作の続編『NEXT DIMENSION 冥王神話』の要素を僅かながら先取りしている。 守護星座の型をなぞる必殺技の構えも忠実に再現。 フルポリゴンでヌルヌル動くキグナスダンスはもはや笑いすら誘う。 通常技は基本的にオリジナルだが、中には蠍座のミロがアニメで披露した 蠍を象る蹴り を放つなど原作再現ネタがある。 アニメと全く同じ演出の必殺技は当時を知る方なら胸熱モノだが、吹き飛んだ相手は必ず頭からグワシャアと落ちる車田落ちを披露するため、原作ファンのツボもしっかりと押さえている。 ビッグバンカウンターを発動するには、ビッグバンアタックの演出中に特定のタイミングで○ボタンを押す必要がある。 タイミングは技によって異なるが、技ごとのタイミングは常に固定。また、2回目以降は受付猶予が長くなる。まさに聖闘士に同じ技は通用しない! 漫画にあってもアニメでは使われなかったセリフやシーンも再現されている。 特にデスマスクが顕著であり、「うびゃあ!!」や「あじゃぱァーッ!!」もしゃべる。 教皇モードでも原作で絡みが深い黄金聖闘士を別の宮に配置すると対戦前のイントロで専用のセリフが出る。 例を挙げれば、デスマスクを双魚宮、アフロディーテを巨蟹宮に配置するとお互い専用のセリフを言うなど。 特に絡みのない宮だと汎用セリフになるが、ちゃんと配置された宮の名前を呼ぶので、セリフは全12種類と言ってもよい。 対戦モードの2Pカラーは暗黒聖衣や冥衣を意識した黒で統一されている。 非常に充実しているデータベース 星矢の休日で見れるデータベースはキャラクターの設定はもちろん、当時のカードダスや玩具データまで網羅。 さらにセリフはゲーム音声は元よりゲームに登場しないセリフも収録。王道な物からマニアックなものまで完備している。 賛否両論点 戦闘自体は大味。格闘ゲームとしてのデキは今一つ 前述の通り、通常技で倒すと何度でも立ち上がってくるため、基本はビッグバンアタックでのKOが前提となる。 これを見越してか通常技の威力はかなり控えめであり、コンボのみで相手を倒すのは少々厳しい。 ディンプス製DBZシリーズにも言えることだが、コンボルートが決まっているうえ種類が少なくできることは限られる。 しかし、これに関しては原作が必殺技のみで戦うノリなので仕方がないとの声も多い。 寧ろ空手のようなモーションの星矢、中国拳法で戦う紫龍、踊るように戦う氷河など差別化できている点を評価する声もある。 リスクの少ない喰らいぬけ 一定以上の小宇宙があれば「小宇宙バースト」で何度でも喰らいぬけできる。こういうシステムにありがちな体力の消費やクールタイムなどの制限はない。 初心者の救済要素と見れば悪い物ではない。しかし連発するとただでさえモッサリした戦闘がさらに冗長になってしまう。 キャラゲーなので下手に格ゲー部分に拘らなかったのも評価されているが、それを差し引いてもやはり雑なイメージは強い。 ただし通常技はダッシュでキャンセルできる、強攻撃コンボには必ずジャストガード可能なタイミングがあるなど意外と深い仕様もある。 あまりに漫画・アニメに忠実すぎる演出 ストーリーモードのムービーでは、冒頭に必ずOP曲「ペガサス幻想」が流れる。 このため、12宮+アテナの間と13回もOPが流れる。カット可能だが、さすがにクドイとの声も多い。 対戦モードでは復帰時の呼びかけにアテナが1P2P問わず現れる。どっちの味方なんだ沙織さん。 なお、ストーリーの敵と幻朧魔皇拳の味方は教皇が、ラスボスにはラスボスの別人格が呼びかける。 教皇モードの難易度 青銅聖闘士5人組が異常に強化されているのに対して、黄金側は聖衣はメッキか何かと疑いたくなるほど弱い。 黄金の必殺技を当てても数センチしか青銅のライフが減らないのに、黄金側は青銅のコンボ2~3セットで死ぬ。 もちろん起き上がることは可能だが、流石にこんなノリでは起き上がった所で瞬殺されてしまう。 したがって、ある程度プレイ→全滅を繰り返して教皇を育成しないとゲームにならない。 一部キャストの変更 黄金聖闘士の一部は2003年発のOVA『冥王ハーデス十二宮編』のキャストに変更されている。 ただし、TVアニメ版キャストはゲーム発売時点で故人や声優業を引退した人も含まれているので、完全再現はもともと不可能である。 問題点 全体的に動きが遅い ボタンを押してからワンテンポ遅れて攻撃が出るようなモッサリ感。とても音速を超えた戦士とは思えない。モーションが長い技が多いのが原因か。 雑兵戦の難易度が妙に高い モッサリ感激しいモーションで多数の敵と戦わなければならない。雑兵の性能は高くないとはいえ、なかなか厳しい。 技性能などもタイマン時と同様。当然無双シリーズのように多数の敵をなぎ倒すなど不可能で、一体一体地道に倒していくしかない。 その他、ステップで避けてくる、地味に攻撃力が高いなどとにかく鬱陶しい。 難易度を「やさしい」にすると雑兵の動きが最高難度並みになるというバグに限りなく近い仕様もある。 プラクティスモードとCPU戦がない 格闘ゲームとしては致命的にマイナス。したがって練習したい場合は対戦モードで悠長にゲージ貯めなども行う必要がある。 ビッグバンアタックの使いづらさ コマンドが○ボタンを長押しして離すなので出しづらい。しかも高威力のものほど長時間必要であり、最大の技になると10秒以上は押し続けなければならない。その間は当然特殊技・必殺技は使えない。 始動技は全キャラ共通で突進技だが、 移動距離が短い うえに無敵なしでガード可能と異様に低性能。発生はそこそこ速いのが救いか。 こんな性能なのに始動技を出した時点で全小宇宙消費なのがなにより痛い。 おまけに苦労して当ててもビッグバンカウンターがあるため安定しない。 連打ゲーになりやすい 起き上がる際やビッグバンカウンター時など、連打を要求される点が非常に多い。 特にKO時の復帰と一撃KOされるか否かという重要な所で要求されるので始末が悪い。 したがって最終的には連打が速い方が強いという結論になりがち。 こんな状況でありながらCPUは一切手を抜かず連打をする。対抗するには聖闘士並みの連打力(*3)が必要である。 当然常人に勝ち目はなく、CPU戦でビッグバンアタックやカウンターを使われたら敗北必至。 妙な人選 作中で亡くなっているからと言われればそれまでだが、本作では射手座のアイオロスは不参加。 黄金聖闘士編では最重要なキャラなので、この点を不満に上げた人は多い。 代わりにファンサービス的にOVAに先行して天秤座の童虎が参戦している。 しかし、白銀聖闘士の魔鈴とシャイナは妥当としても、蜥蜴座のミスティと鋼鉄聖闘士3人は謎である。 しかも鋼鉄聖闘士3人はモデルが違うだけで、何もかもが同じ性能なので、キャラのかさましと非難された。 そのうえご丁寧にキャストは当時のまま。「そこに金使うなら青銅2軍の邪武でも出せ」とまで言われた(*4)。 「星矢の休日」は隠しコマンドを入力しなければ収集率100%にならない 幻朧魔皇拳モードで青銅と鋼鉄聖闘士を使用することで手に入るコレクションがあるが、青銅・鋼鉄は隠しコマンドを入力しなければ使用不可能。 隠しコマンドは公式HPで公開されていた(*5)。だがゲーム内ヒントは一切なし。せめてプレイ時間や周回で出てくれれば…。 総評 ゲーム自体はだいぶ大味だが、再現度の高さとデータベースの膨大さで、ファンディスクとしては非常に出来が良い。 星矢ファンなら間違いなく楽しめる内容なので、当時を懐かしみたいプレイヤーにオススメの一本である。 余談 初代ドラゴン紫龍を演じた鈴置洋孝氏は本作の1年後に急逝したため、鈴置氏が演じる紫龍の事実上の遺作となる。 予約購入者特典に「聖衣箱メモリーカードケース」(フィギュア「聖闘士聖衣神話」に背負わせることが可能)、同封特典に聖闘士聖衣神話「教皇シオン」の購入券があった。
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聖闘士星矢(O~他) 作品情報 104枚(全251枚) O01-ガンマ星-トール O02-イプシロン星-フェンリル01 O02-イプシロン星-フェンリル02 O03-ベータ星-ハーゲン01 O03-ベータ星-ハーゲン02 O04-エータ星-ミーメ O05-デルタ星-アルベリッヒ O06-ゼータ星-シド O07-ゼータ星-バド O08-アルファ星-ジークフリート01 O08-アルファ星-ジークフリート02 O08-アルファ星-ジークフリート03 O09-ヒルダ O10-フレア P01-海馬-バイアン P02-スキュラ-イオ P03-クリュサオル-クリシュナ P04-リュムナデス-カーサ P05-クラーケン-アイザック01 P05-クラーケン-アイザック02 P06-海魔女-ソレント P07-海龍-カノン01 P07-海龍-カノン02 P08-人魚姫-テティス P09-海皇ポセイドン-ジュリアン・ソロ P10-ジュリアン・ソロ S01-蛇遣い星座-シャイナ01 S01-蛇遣い星座-シャイナ02 S01-蛇遣い星座-シャイナ03 S02-鷲星座-魔鈴 S03-蜥蜴星座-ミスティ S04-白鯨星座-モーゼス S05-猟犬星座-アステリオン S06-サントール星座(ケンタウルス星座)-バベル- S07-烏座-ジャミアン S08-御者座-カペラ S09-地獄の番犬星座-ダンテ S10-ペルセウス座-アルゴル S11-巨犬座-シリウス S12-銀蝿座-ディオ S13-ヘラクレス星座-アルゲティ S14-矢座-トレミー ドクラテス 水晶聖闘士-先生01 水晶聖闘士-先生02 炎熱聖闘士 スパルタン スピカ レダ 幽霊聖闘士-ガイスト01 幽霊聖闘士-ガイスト02 幽霊聖闘士-シーサーペント 幽霊聖闘士-ドルフィン 幽霊聖闘士-クラッグ 王虎 参謀長-ギガース 参謀-パエトン 暗黒聖闘士首領-ジャンゴ 暗黒聖闘士-デスクィーン暗黒スリーA 暗黒聖闘士-デスクィーン暗黒スリーB 暗黒聖闘士-デスクィーン暗黒スリーC タランチュラ-アラクネ ケフェウス星座-アルビオレ 孔雀座-シヴァ 蓮座-アゴラ ランドクロス-大地 マリンクロス-潮 スカイクロス-翔 矢座-魔矢 南十字星座-クライスト 楯座-ヤン 琴座-オルフェウス オリオン星座-ジャガー 女神-エリス(不完全) 女神-エリス ウル ミッドガルド ルング ロキ ドルバル教主01 ドルバル教主02 りゅう骨座-アトラス かみのけ座-ベレニケ やまねこ座-ジャオウ 太陽神フォエボス-アベル 堕天使-ルシファー 熾天使-ベルゼバブ 力天使-エリゴル 琴座-オルフェ01 琴座-オルフェ02 ケフェウス星座-ダイダロス アテナ-城戸沙織01 アテナ-城戸沙織02 アテナ-城戸沙織03 カシオス 貴鬼 教皇-アーレス 教皇-真・アーレス 辰巳 春麗 美穂 エスメラルダ 城戸光政 ユリティース
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登録日:2012/09/23(日) 18 58 01 更新日:2024/06/26 Wed 19 46 55NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 Ω お色気担当 りゅう座 ドラゴン リア充 ロン毛 中華 出血大サービス 天秤座 失明 廬山昇龍覇 櫻井孝宏 盲目 盾 紫龍 緑 義の戦士 義の為、友の為、女神の為に 義侠 聖衣を脱いでからが本気だ!! 聖闘士 聖闘士星矢 脱いだらすごいんです 脱衣 赤羽根健治 鈴置洋孝 露出狂 青銅聖闘士 黄金の精神 龍峰の父 龍星座 「この紫龍、負けはせんっ!!」 聖闘士星矢に登場するキャラクター。 年齢 14歳←ホントだってば。 身長 172cm 体重 53kg 誕生日 10月4日 血液型 A型 出身地 日本 修行地 中国・廬山五老峰 CV 鈴置洋孝(初代TVシリーズ)、櫻井孝宏(OVAハーデス冥界編以降)、成田剣(Ω)、赤羽根健治(LoS) 演:草彅剛 グラード財団総帥・城戸光政によって聖闘士となるべく全国から集められた100人の少年達の1人で、龍座(ドラゴン)の青銅聖闘士。 龍神伝説で名高い中国は盧山・五老峰で天秤座(ライブラ)の黄金聖闘士 童虎に師事し、聖闘士としての修行を積んだ。 「銀河戦争」では2回戦にペガサス星矢の対戦相手として登場。 聖衣の中でも最高の硬度を誇る龍座の盾と、紫龍自身の高い身体能力を駆使して、彼の必殺技「ペガサス流星拳」を封じ込めた。 なお、この際に当時の流星拳は百発の殴打のうち実際はマッハを超えているのが1割にも満たないことを指摘した。 しかし、マッハを超えているものだけ注意すれば良いという明らかにこの時は地力が上というか、少しよく分からない理論で完封していた。 紫龍有利に戦いが進む中、星矢の捨て身の作戦により拳と盾を破壊され、互いに聖衣を脱いで体一つで勝負。 紫龍の奥義「盧山昇龍覇」のただひとつの隙を星矢に見切られ左胸、すなわち心臓に拳を受けて敗北。 心肺停止に陥り生死の境を彷徨ったが、星矢が試合直後の傷だらけの体をおして、背中側からもう一度心臓に拳を打ち込んだことで息を吹き返した。 その後、3回戦を目前にフェニックス一輝が乱入し射手座の黄金聖衣を強奪。 聖衣の無い状態ながら一輝の配下であるB(ブラック)・フェニックスを倒し、パーツの一部を奪還した。 一輝から決戦の場を富士の風穴と定めた旨の果たし状が送りつけられ、 星矢との戦いで破壊された龍座の聖衣と、星矢の天馬座の聖衣を直すために、チベットとインドの国境にある秘境・ジャミールに住むという聖衣修復師の元へ向かった。 今まで誰も抜け出たことがないという聖衣の墓場を抜け、ようやく修復師ムウの館にたどり着いた紫龍は早速聖衣の修復を依頼するが、 ムウには「その聖衣はもう死んでしまっており、修復は不可能である」と言い渡されてしまう。 暗黒四天王と一輝を倒すためにはどうしても聖衣が必要だと食い下がる紫龍に、ムウは「修復する方法がないわけではない」と明かす。 しかしそれには、紫龍自身の「命」が必要であるという。 正確には、死んでしまった聖衣を甦らせるには人間の体に流れる3分の1の量の血液が必要。 すなわち2つの聖衣を直すには致死量に達する全体の3分の2もの血液が必要になる。 ムウはそれを指して「命」が必要と表現したのである。 だが紫龍は全く躊躇うことなく自らの手首を切りつけ、血を2つの聖衣へと流し込んだ。 さらに途中からはどうせ死ぬ身ならと、星矢の聖衣に血を与える事を優先した。 みるみる青ざめていく紫龍の体。遂に出血は致死量を越え、紫龍は気を失ってしまった。 彼の心意気を買い、死なすには惜しいと判断したムウは自身のサイコキネシスで紫龍の傷を止血すると、聖衣の修復に取り掛かるのだった。 天馬座の聖衣は貴鬼に託して先に星矢へ渡し、紫龍は傷が癒えるのを待って後から富士の風穴へと向かい、暗黒四天王の最強の実力者・ブラックドラゴンと対戦。 直前に致死量を越える血を失い、かすり傷ひとつでも命に関わる状態ながら、友のために殉ずる覚悟を決めた紫龍にはB・ドラゴンも敵わず、盧山昇龍覇で撃破。 出血が酷く、再び死の淵に立たされた紫龍だったが「友情という言葉を信じてみたくなった」と改心したB・ドラゴンに血止めの真央点を突かれて一命を取り留めた。 星矢が暗黒ペガサスを一蹴したものの黒死流星拳によって命の危機に陥っているところに出くわし、 天馬星座の星命点を突いて汚染された血を抜くという荒療治を行う。 【人物】 信じるものためならば、自分の命を投げ出す事にさえ一辺の躊躇いも見せない義に厚い男。 登場当初は大恩ある老師直伝の奥義が破られるはずがないという自負から自信過剰で高慢な面も見られたが、 星矢に敗れてからはなりを潜め、命を救ってもらった彼には特に厚い信頼を寄せ、レギュラーの中では行動を共にする事が多い。 前述の聖衣修復のエピソードや、ペルセウス座のアルゴルの「メドゥサの盾」を破るために自らの両目を失明させるなど、 何度も死の淵や逆境に立たされながらも復活し、最後まで星矢達と共に戦ってきた。 老師から教えられた豊富な知識を生かし、星矢達の参謀役となる事も多く敵の罠や策に対しても割と対応しやすい。クールを心情としている氷河よりむしろ冷静。 修行先の五老峰では童虎の養女・春麗(チュンリーとは読まない)と恋人同士になるなど青銅屈指のリア充でもある。もげろ。 ちなみに星矢のシスコン、氷河のマザコン、瞬・一輝のブラコンに並ぶように紫龍は老師大好きの爺コンである。 流石兄弟、こんなとこまで似ているのか・・・。まぁ大恩あるって言ってるし仕方ないね 要所でやたら聖衣を脱ぎまくる露出狂だけどな!! 【技】 ・盧山昇龍覇 師匠・童虎から伝授されたドラゴン最大の奥義。 盧山の大瀑布すら逆流させる強力な拳だが、完璧に使いこなせていない頃は「1000分の1秒間だけ左のガードが下がって心臓がガラ空きになる」という弱点があり、星矢にもそれを突かれ敗北した。 最初は凄い速さの凄い痛いアッパーカットだったが、いつの間にやら龍の闘気と一緒に殴る技になってた。 最大の奥義と言う割にはあっさりぶっ放してあっさり破られる事にツッコんではいけない。 因みにお笑いコンビ「ロザン」は本技がネーミングの由来である。 余談であるが、空想科学読本でロザン宇治原氏から「廬山昇龍覇ってどのくらいの威力なんですか」という質問が来た事があるのだが、 大瀑布を一瞬で逆流させるにはマッハ5万2300ものスピードで拳を振ることになり、31t以下の物体は宇宙空間までぶっ飛んで二度と落ちてこない事が判明。 よく星矢はこんなもんを喰らって原型をとどめていたものである。 尚、ファミコンの黄金伝説完結編では廬山龍飛翔の存在がすっかり見落とされていたためか、彼の黄金聖闘士対決パートの持ち技は昇龍覇とシュラとの対決で解禁される盧山亢龍覇しかない。 昇龍覇は主に相手のライフを削る技になっているので、紫龍は他のメンバーと異なり「コスモ攻撃技で相手を消耗させ被害を抑える」という戦法が取れず苦労することになる。(*1) ・盧山龍飛翔 龍のオーラを纏って突進する技。 ただ昇龍覇の技の形がアッパーだったりキックだったりフリーダムなので、あまり使われない。 上述の通り黄金伝説完結編でも存在そのものをスルーされてた不遇の技。 コスモ攻撃技として採用されていれば大活躍できただろうに・・・。氷河のカリツォ―のように。 ・盧山亢龍覇 相手を羽交い締めにして小宇宙を爆発させて空に飛び上がり、そのまま猛烈な勢いで飛び続けることで自分ごと相手を燃やし尽くす捨て身技。 敵が黄金聖衣を着用していたら裸の紫龍よりも生き永らえることはできるが、例え紫龍が死んでも勢いは変わらないので念動力などで抜けださない限り結局後から焼け死ぬし宇宙に出て死ぬ。 技をかけられている最中の黄金聖闘士のシュラですら、まだ余力が残っているにも関わらず死を確信して(それとその途中で改心したので)自分を犠牲に紫龍を生かす以外の手はなかった。 さすがに危険過ぎるため使われたのは十二宮編のシュラ戦のみ。 また、昇龍覇を使う際の小宇宙の爆発が強すぎて暴発するとこの技になるらしい。 昇龍覇の修業中に知らず知らずのうちにうっかり発動して自滅しかけたところを老師に救われている。 ・聖剣(エクスカリバー) あらゆる物体を両断する威力を持つ手刀。 十二宮編後に山羊座のシュラから、彼の魂と共に受け継いだ技。 シュラは両手両足で放つことができたが、紫龍の場合は右手のみ。 ・廬山百龍覇 最終決戦直前、星矢たちを先に行かせ、冥闘士たちの追撃を阻む殿になった際に披露した技。 元は師匠の技であったが、直々に伝授された描写がないことから、おそらく師匠が使ったのを見て、見よう見まね、ぶっつけ本番で成功させた模様。 昇龍覇のエフェクトが一匹の龍だけなのに対し、こちらは無数の龍が襲い掛かる。 【本編外の紫龍】 『聖闘士星矢Ω』 星矢達と共にマルスと戦い、他のレギュラー陣同様に魔傷を負ってしまう。 その中でも紫龍は特に酷く、ほぼ全身を傷に冒されている上に五感を失ってしまった。 しかし暗い話題ばかりではなく、それ以前に恋人であった春麗とめでたく結婚。 1人息子の龍峰を授かり、彼に龍座の聖衣を受け継がせて五老峰で療養している。 また、青年時代に後に双子座の黄金聖闘士となるパラドクスに惚れられ、ヤンデレ気質の彼女のストーカー被害に遭っていたりしていたらしい。 春麗もいたため彼女のアプローチには返答しなかったようだが、やはりモテる男も苦労するということだろうか…… 二期では魔傷も完治し五感も回復している。 依然五老峰にいるが、次なる戦いを予期し厳しい修行を課し龍峰からやや反感を持たれてしまっていた。 だが父の真意を知った龍峰と改めて親子の絆を確かめ、新たな戦いに旅立つ息子を送り出した。 そしてその後、決戦の場に氷河や瞬たちと共に駆け付けると亡きゲンブに預けていた天秤座の聖衣を纏い正式参戦。 昇龍覇や聖剣など先代黄金聖闘士たちから引き継いだ必殺技の数々を駆使し活躍する。 『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』 他のメンバーと同様に16歳に引き上げられている。 人物像は原作通り寡黙だが義を重んじる熱き漢だが、敵の襲撃に備えるためという名目で城戸邸で聖衣を装着したまま身構えたり、矢座のトレミーに呪いの矢を撃ち込まれた沙織にお構いなく聖域の解説をしたり(*2)と、生真面目さが度を越して天然キャラになる場面が目立っていた。 ちなみに、城戸邸において星矢に「頭の固さも聖衣並みだな」と皮肉を言われても「それは褒めているのか?」と気にしていない模様。 聖域ではデスマスクと対戦。やはり数々の外道な行いに堪忍袋の緒が切れた蟹座の黄金聖衣が脱げた後、自分も聖衣を脱いで廬山昇龍覇をデスマスクに決めて撃破した。 一方シュラとの対戦は瞬&一輝コンビに取られる。まぁ、結果は二人ともシュラにボロ負け&まさかのシュラ生存ルートだったので、氷河と同じく聖域で勝ち星一つもらえただけまだましか。 エンドクレジット後の沙織の誕生会においても聖衣を脱がずに座っていたため、私服姿は一切なし。ちなみに聖衣はキャンドルライト代わりに光らせていました。 【余談】 CVは機動戦士ガンダムのブライト=ノアなどでお馴染みの鈴置洋孝。 しかし氏が鬼籍に入られたため、OVAハーデス冥界編からは櫻井孝宏が担当している。 鈴置verは冷静で落ち着いた面が強かったが、櫻井verでは義に厚い熱血漢な面が強調され、声優が変更されたキャラクターの中でも特にイメージがガラリと変わった。 そのため他のレギュラー青銅組同様鈴置氏の時代を知る古参のファンからは違和感を覚えられることも多かった。 一方、『Ω』で担当声優となった成田剣は鈴置氏の役の多くを引き継いだだけあって、やや年齢の変化を感じさせつつも違和感の無い演技となっている。 『LoS』の担当声優である赤羽根健治は櫻井氏を意識した義に厚い熱血漢を演じているが、赤羽根氏で一番インパクトがあるのは第三弾『キャストサイン入り「煌く!特大ポストカード」』における「聖衣を脱いでからが本気だ!!」という直筆のメッセージであろう。 過去にミュージカル化したときは、SMAPの草彅剛が紫龍を演じていた。 草彅氏が後年全裸事件を起こしたのは、決して酒に酔っていたからではなく、紫龍のように衣服(聖衣)を脱ぎ捨てて小宇宙を高めようとしたのだろう。 なお余談であるが『ストリートファイター』の主人公が使用する昇竜拳は廬山昇龍覇がモデルという説もある。あくまで噂ですよ、噂。 ヒロインの名前も春麗だしね。 「アニヲタだけでも信じたい…追記・修正だけが、ただひとつの心の拠り所なのだから!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] サルベージしました -- 名無しさん (2019-06-01 01 34 06) 一応ND設定とΩ、矛盾はしてないんだよね。おおまかにしかΩの年代が判明してないから翔龍の存在も「既に大きくなって独立しているかなんらかの理由で離れている」で解決できるという -- 名無しさん (2019-06-01 02 18 55) 主要キャラの中でも凄い安定した実力。故にどのエピソードでも基本強キャラとマッチアップして後遺症残るレベルのケガ(普通死なない方がおかしいケガが大半だが紫龍のエピソード跨ぐケガの多さは断トツ)も多いんだよなあ。後は武器持ち相手も多かったな。 -- 名無しさん (2019-06-01 06 00 23) 頑丈な盾と老師からの教えで、メインメンバーの中では初見殺しに強い印象がある。サガの迷宮とかアルベリッヒとか。 -- 名無しさん (2019-06-01 06 15 03) 訓練は皆厳しかっただろうけど、師匠と場所にはかなり恵まれた環境だよな、紫龍。落ち着きのある佇まいなのもその辺が理由だろうね -- 名無しさん (2019-06-01 09 17 17) くじ運を修行場所選びで使い果たした男 -- 名無しさん (2019-06-01 09 26 19) ↑2紫龍以外は、修行地もしくは師匠がメッチャ厳しい環境だったから一番恵まれた場所だろうな。(氷河は極寒、瞬はクッソ暑い、一輝はまんま鬼な師匠と活火山で修行、星矢は無茶ぶりなスパルタとよく暗黒聖闘士にならなかったと誉めたいw) -- 名無しさん (2019-06-01 10 18 48) 瞬殺した相手とデスマスクを除けば、大抵の相手に「お前ほどの男が…」と認められるのも中々凄い。 -- 名無しさん (2019-06-01 10 30 59) ↑2 子供なんだしもう少し修行環境考えてやった方がいいんじゃねかなってなるなwだからこそのΩの設定なんだろうが。 -- 名無しさん (2019-06-01 10 44 18) 「老師にお聞きしたことがある」という台詞で、「そういえば聞いたことがる」のアメリカンや、「むう、あれは間違いない」の拳法家と並んで、80年代のジャンプ解説キャラの一人だと思っている。 -- 名無しさん (2019-06-01 10 47 08) Ωでは、成田剣さんが担当されてたけど全く違和感ないのに驚いた -- 名無しさん (2019-06-01 14 48 56) 何気に青銅一軍の中では一番黄金聖闘士と広く接点・面識のあるキャラだよね。全くないのはアフロぐらいか? -- 名無しさん (2019-06-01 20 17 00) シュラ(とデスマスク)は言うまでもなくにクリシュナやアルゴルと地味に実力者と戦わされるポジション -- 名無しさん (2019-06-02 15 23 58) ムウ亡き後に貴鬼の手助けしてそう、初めて出会ってからの縁も深いし -- 名無しさん (2019-06-02 16 08 21) 下手しなくても星矢より主人公ムーブしてるタイミングが多い。それにしてもΩ二期の「天秤座の黄金聖闘士・紫龍」感は凄い。さすが成田さん -- 名無しさん (2019-06-03 09 11 02) 1986の当時は主役差し置いて人気ナンバー1だった。 -- 名無しさん (2019-06-04 09 58 57) ラダマンティスの手下3人倒した時は春麗のことを想いながら、廬山百龍覇(老師の技)…紫龍は本当に師や想い人との強い結びつき故の強さだよなあ。 -- 名無しさん (2019-06-07 23 40 04) そういえば、Ωで紫龍が脱いだことってあったっけ? -- 名無しさん (2019-11-11 18 27 12) ↑一輝と合流して奪われたてんびん座の聖衣石を渡されるまではカンフー服状態だった -- 名無しさん (2019-12-16 17 24 27) LoSではかなりの天然さんに… -- 名無しさん (2020-02-07 21 20 20) 見よう見まねと言っても、童虎が廬山百龍覇を使ったとき紫龍は目が見えなかったのだが。まあきっと小宇宙で見たのだろう。 -- 名無しさん (2023-10-25 09 42 15) 聖闘士は聖衣脱いだら弱くなるはずなのになんで紫龍と童虎は脱ぐと強くなるんだろ・・・ -- 名無しさん (2023-10-25 12 57 23) 廬山昇竜覇、かめはめ波みたいに出してる時があるしもう小宇宙の氣功波みたいな扱いだったよね… -- 名無しさん (2023-10-26 01 56 14) ↑×2 師弟そろって聖衣脱いだら強くなるの反則 -- 名無しさん (2023-11-14 19 15 39) ↑ゲームに例えるなら防御力が下がる代わりに攻撃力が高くなるスキルを強制的に発動させている状態だからな。 -- 名無しさん (2024-06-12 11 37 54) 黄金勇者から黄金聖闘士に。 -- 名無しさん (2024-06-22 15 10 38) 青銅5人組の中では明確に子供がいる。 -- 名無しさん (2024-06-26 19 46 55) 名前 コメント
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聖闘士星矢Ω(セイントセイヤオメガ)の第1話 ギリシャ。 古代遺跡を思わせる神殿で、幼い赤ん坊がたどたどしい足取りで歩いている。 赤ん坊を見守る、城戸沙織。 前作『聖闘士星矢』でも登場した、闘いの女神アテナの化身である。 赤ん坊がつまづいて転び、泣き出す。 沙織は手を差し伸べないが、優しい笑顔で見守る。 やがて赤ん坊が泣きやみ、自力で立ち上がろうとする。 そのとき── 突如として、空が真っ赤に染まる。 沙織がとっさに、赤ん坊を抱きあげる。 声「アテナよ! 迎えに来たぞ」 強烈な衝撃が放たれ、沙織が吹き飛ばされる。 そのとき、黄金の閃光とともに飛来した者が、その衝撃を食い止める。 前作『聖闘士星矢』の主人公、星矢。 女神アテナを守る戦士・聖闘士(セイント)の1人、現在ではその最高位である黄金聖闘士(ゴールドセイント)の1人。 沙織「ありがとう、星矢!」 声「さすがは黄金聖闘士、フハハハハ!」 声の主が姿を現す。 火星の守護者にして闘いの神、マルス。 マルス「待っていたぞ、ペガサスの星矢!」 星矢「俺もだ」 睨み合いの末、均衡を崩すように星矢が突進する。 拳と蹴りを繰り出すが、マルスには通じない。 星矢の繰り出す拳を、マルスが堅く受け止める。 マルス「どうした? この程度の小宇宙(コスモ)では、我が銀河衣(ギャラクシー)に触れることなど、できぬぞ!」 星矢「お前の力は、俺は止める!」 マルス「いいぞ、星矢! もっと燃やせ、小宇宙を! ヌーベル・シドゥス・グングニル!!」 星矢「ペガサス流星拳──っ!!」 この世に邪悪が蔓延るとき必ず現れる希望の戦士。星座の聖衣(クロス)を纏い、己の肉体に秘められたエネルギー・小宇宙を爆発させて戦う。彼らこそ、地上の愛と平和を守る戦士──聖闘士! 星矢が救った命!甦れ聖闘士伝説! 十数年後── とある孤島で、激しい戦闘訓練が行われている。 訓練を受けているのは、主人公の光牙(コウガ)。 冒頭の赤ん坊が成長した姿である。 そして光牙に訓練を施しているのは、前作『聖闘士星矢』でも活躍した仮面の女聖闘士、シャイナ。 光牙「痛ぇ…… 手加減してくれよ。なんで、こんな訓練、いつまでも続けんだよ?」 シャイナ「聖闘士になるためだ!」 シャイナの激しい攻撃が光牙に決まる。 光牙「くッ……」 シャイナ「どうした? もうネンネかい?」 光牙「俺は…… 聖闘士になんか、ならねぇよ!」 有無も言わず、さらにシャイナの攻撃が決まり、光牙は痛烈に岩盤に叩きつけられる。 シャイナ「本当にお前は逆らってばかりだな、光牙。その名の通り、何にでも牙をむく。男なら黙って耐えろ」 光牙「男は反抗してこそ男だ! 俺は自分の力で道を開く!」 シャイナ「フン! まったく、聖闘士になる力を身につけもできずに、口だけは生意気に育っちまったな。その言葉が口先だけじゃないって、証明してみせな!」 島内の邸宅で、沙織がベッドに就いている。 その胸には、宝石のついたペンダントが下げられている。 執事の辰巳徳丸が、水と薬を運んでくる。 辰巳「お嬢様……」 シャイナの指示で、光牙が岩盤に拳を叩きつける。 光牙「痛ぇ~! 無理無理、できるわけねぇ!」 シャイナ「光牙……」 光牙「なんだよ?」 シャイナ「お前は、小宇宙を感じたことがあるのか?」 光牙「コスモぉ? ねぇよ、そんなもん」 シャイナ「小宇宙を感じれば、その程度の岩、軽く砕けるはずだ」 光牙「……フン」 シャイナ「何度も言ったろ? 石は原子でできている。我々の体も原子でできている。夜空に輝くあの星々も。この大宇宙にあるもの、すべてが原子でできあがっているんだ」 光牙「……」 シャイナ「宇宙は137億年前に、一つの塊からビッグバンによって誕生した。言わばお前の肉体も、ビッグバンによって生じた小さな宇宙の一つ……」 光牙が思わず、自分の体を見つめる。 シャイナ「いいかい? 破壊の根本は、原子を砕くということだ。その体の中の宇宙、小宇宙を爆発させろ! それが原子を砕く力となる」 光牙とシャイナの特訓は、夜が明けても続く。 シャイナ「光牙、小宇宙を燃やせ! 迷い、怒り、憎しみ、余計な感情に惑わされるな! 精神を集中させるんだ!」 光牙「……」 シャイナ「このままでは、お前は聖闘士としての力を永遠に発揮できない! お前は自分もアテナも、守ることはできない!」 光牙「アテナなんて、どこにいんだよ!? ギリシア神話の中だけだろ!?」 シャイナ「それだけじゃない。お前は、あの星矢が守った命なんだ」 光牙「だから、誰なんだよ、そいつは?」 シャイナ「……」 光牙「何も教えてもらえずに、ただ聖闘士とやらになれと言われてもさぁ。いっそ、赤ん坊のとき死んでりゃ良かったぜ。こんなことやらされずに済んだんだからなぁ! 俺を助けて死ぬなんて、星矢って奴は大馬鹿野郎だぜ」 シャイナ「!? ……星矢を悪く言うなぁぁっ!!」 シャイナが激昂して、拳を振るう。 光牙が反射的に拳を繰り出し、その拳がシャイナの顔をかすめ、背後の岩盤を大きく砕く。 光牙が我に返り、シャイナの態度と、思わぬ自分の力に呆然とする。 光牙「……ごめん。俺…… きょ、今日はもういいだろ……」 光牙が逃げるように駆け去る。 シャイナ「あの子は、紛れもなくすごい小宇宙を秘めている。だが……」 光牙が草原を行き、草むらの中に咲いている花に気づく。 光牙「沙織さん、いる?」 光牙が沙織の部屋を尋ねる。 部屋には誰もいない。 背後から辰巳が現れる。 辰巳「何をしておる!」 光牙「爺!?」 辰巳「お嬢様の部屋に勝手に入りよって! 何を……」 沙織「辰巳!」 いつの間にか辰巳の後ろに、沙織が立っている。 辰巳「お、お嬢様!?」 沙織「ふふ。……あら?」 光牙が花を手にしているのに、沙織が気づく。 光牙「あ、これ? 沙織さんにと思って…… ほら、爺! ちゃんと生けとけよ!」 辰巳「何じゃ、その態度は!?」 光牙「じゃ!」 辰巳「まったく! もっと礼儀作法を叩きこまねばならんようですな」 入れ替りに、シャイナが沙織の部屋を訪ねる。 シャイナ「お具合は?」 沙織「大丈夫です。でも、もうあまり時間がありません。私の力は……」 シャイナ「しかし、光牙はまだまだ聖闘士には……」 沙織「シャイナ。光牙を信じましょう。本当なら、あの子にはもっと楽しい少年時代を、過ごさせてあげたかった。たとえ戦うことが、あの子の宿命であっても……」 そのとき、何かを沙織が直感する。 沙織「うっ…… まさか!?」 光牙が海岸の砂浜で、うたた寝から目覚める。 光牙「夢……?」 夢の中で見た光景。 黄金に輝く翼を背負い、黄金に輝く甲冑を纏った誰かの後ろ姿── 光牙「あれが…… 星矢?」 気づくと、そばに沙織が立っている。 光牙「あっ、沙織さん!」 沙織が無言で微笑んでいる。 光牙「沙織さん……?」 光牙と沙織が、夕陽を見つめながら語らう。 沙織「修行はどう?」 光牙「がんばってるよ。その、俺なりに……」 沙織「ごめんなさい。こんなところで、人に知られないように何年も」 光牙「別に平気だよ、俺は。シャイナさんはおっかないけど、いろいろ教えてくれるし。辰巳の爺は面白いし。それに……」 光牙が照れ臭そうに、鼻を掻く。 光牙「ずっと、こうして…… 沙織さんと……」 沙織「フフ……」 光牙「でもさぁ、なんで聖闘士になんなきゃなんないのか、わかんねぇよ」 沙織「聖闘士にならないと、守ることができないのよ」 光牙「守るって、アテナを? じゃあ、会わせてくれよ。アテナって女神にさぁ」 沙織「……いつかね」 光牙「また、はぐらかす。いつもそうやって、何も教えてくれねぇじゃねぇか。アテナのことも、星矢って奴のことも」 沙織「……」 光牙「さっき、夢を見た」 沙織「えっ?」 光牙「金色に輝く、誰かの背中…… もしかして、あれが星矢って人なのかな」 沙織「……すべてわかるわ。あなたが、聖闘士になれば」 光牙「……だから、聖闘士って何だよ!? 俺は聖闘士になんか、なんねぇよ! 俺の道を、俺の道を勝手に決めるな!」 沙織が自分のペンダントを外し、差し出す。 沙織「光牙、これを……」 光牙「それは?」 沙織「とても大切なものよ。あなたが持っていて」 光牙「俺が……? いいの?」 沙織が優しく頷き、光牙がペンダントに手を伸ばす。 そのとき── 強烈な衝撃と共に、冒頭のように空が真っ赤に染まり、マルスが降り立つ。 マルス「待ち侘びたぞ、この日を。もはや、お前を守る黄金聖闘士はいない! アテナよ」 光牙「アテナ!? 沙織さんが……!?」 マルス「さぁ、我とともに来い! 世界を我が物とするには、貴様の力が必要なのだ」 沙織「この世界は、人々が守り育み、受け継いできたもの。たとえ私の身がどうなろうと、あなたには渡しません!」 沙織の体から満ち溢れる未知の力に、光牙が目を見張る。 光牙「この力…… これが……!?」 マルス「さすがアテナ、すばらしい! 貴様の香しい光の小宇宙、それを我は欲していたのだ」 沙織「うぅっ……!」 沙織の体が次々に闇色に染まってゆき、沙織が苦痛に顔が歪む。 光牙「さ、沙織さん!?」 マルス「フフフ、苦しいか? 今、無理に小宇宙を燃やせば、闇の力と混ざり合い暴発する! もはや我が手より逃れることは、できぬのだ!」 そこへ、光牙が割って入る。 光牙「やめろぉ! 沙織さんに手を出すな!」 沙織「光牙!? 下がりなさい!」 光牙「そんなわけ、いくか!」 マルスはたやすく、光牙をねじ上げる。 マルス「あのときの赤子か? 惰弱な」 光牙「うっ……」 光牙があっけなく投げ飛ばされ、岩肌に叩きつけられる。 沙織「光牙!?」 辰巳「お嬢様──っ!」 辰巳が竹刀を手に駆けて来る。 それより先にシャイナが辰巳をかばって飛び出し、マルスに一撃を浴びせる。 シャイナ「サンダークロウ!! ついに目覚めたか、マルス!」 マルス「蛇遣い座(オピュクス)のシャイナか!」 シャイナが次々に攻撃を繰り出すが、マルスには通じない。 逆にマルスの猛攻が、シャイナを襲う。 シャイナ「うぅっ!?」 シャイナは血を滴らせながらも、必死にマルスに挑む。 光牙「シャイナさん……!?」 シャイナ「アテナ、ここは私が!」 沙織「シャイナ!?」 マルス「アテナの聖闘士、尊き小宇宙の力よ! ムルス・イグニス!!」 マルスの攻撃で、シャイナが炎に包まれる。 沙織「シャイナ!?」 シャイナ「あぁぁ──っ!」 仮面が砕け、素顔が露わになる。 ふっ飛ばされたシャイナを、とっさに光牙が受け止める。 シャイナ「光牙、守れ…… アテナを、アテナを!」 光牙「シャイナさん……!?」 シャイナが虫の息の中で、必死に訴える。 光牙は瞳に涙を滲ませつつも、やがて激しい怒りと共に突進する。 光牙「沙織さぁん! 待ってろ! 今、助ける!」 沙織はすでにマルスの手の中にあり、周囲は激しい炎の壁で覆われている。 光牙「くそぉ……!」 沙織「光牙!?」 光牙が必死に拳を炎に叩きつけるが、炎の壁にはまったく通じない。 地面に転がっていたペンダントが、かすかに動く。 光牙「くそぉ、うぅっ…… こんな、炎ぉ──っ!」 逆に光牙の方が炎に跳ね返されてふっ飛ばされるが、なおも光牙は立ち上がる。 ペンダントがひとりでに、カラカラと動き始める。 光牙「沙織さんは、沙織さんは……! 沙織さんは、俺が守るうぅぅ──っっ!!」 その絶叫に呼応するように、ペンダントの宝石がまばゆい光を放つ。 沙織「ペガサスの聖衣が……!?」 光牙「クロス……?」 光の中に浮かび上がった13の星が、天を駆けるペガサスの姿となり、光牙の体を包み込み、甲冑となる。 聖闘士の証──聖衣。天馬座(ペガサス)の聖衣である。 マルス「聖闘士だと!?」 光牙「これは……!?」 声「光牙、小宇宙を燃やせ」 光牙の脳裏に浮かぶ光景。 星々の満ちる中、夢で見た星矢の後ろ姿。 星矢「お前の小宇宙を燃やすんだ」 光牙「小宇宙を燃やす? 小宇宙…… 俺の小宇宙を…… 爆発させる!」 マルス「むぅっ!?」 光牙「おぉ──っ! ペガサス流星拳──っっ!!」 音速を超える百発以上の拳が流星の雨のごとく炸裂──! 炎の壁が跡形もなく消え去る。 マルス「こいつは!?」 光牙「なんだ、この力は……!?」 声「光牙……」 光牙の脳裏で、星矢が振り向き、素顔を晒す。 星矢「それが小宇宙だ」 光牙「これが…… 小宇宙!?」 光牙が歯を食いしばり、拳を握りしめ、猛然とマルス目がけて突進する。 光牙「うぅおおぉぉ──っっ!!」 つづく
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登録日:2012/11/17(土) 20 11 01 更新日:2024/03/22 Fri 13 02 46NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 η星 アスガルド編 オルフェ オルフェウス ベネトナーシュ ミーメ 三ツ矢雄二 神闘士 竪琴 聖闘士星矢 「これは、君に送る葬送曲(レクイエム)だ…」 聖闘士星矢のアニメオリジナルエピソード「アスガルド編」に登場したキャラクター。 CV グレーゾーン 北欧アスガルドの神・オーディーンの地上代行者であるポラリスのヒルダに仕える神闘士(ゴッドウォーリアー)の1人。 アスガルド最大の勇者と称えられた人物・フォルケルの息子だが、勇猛な父とは異なり、心優しく争いを好まない性格で、竪琴を奏でる事が好きな少年だった。 しかし、それをよしとしない父からは虐待同然の厳しい訓練を強制され、自分が望まぬうちに後に神闘士となる程の実力を身につけていた。 だがミーメ自身はそうした日々と、偉大な父の影に怯えながら生きてきたために鬱屈した性格へと変わっていってしまった。 ある日、自宅の机に放置されていたロケットに入った、見慣れない夫婦と思われる男女と1人の赤ん坊の映った写真を見つける。 後から現れた父に、それはミーメの実の両親である事を告げられた。 アスガルドの隣国との戦争でミーメの父と相対したフォルケルは、止めに入った母もろとも父を殺害したという。 「弱者の子はやはり弱者か」と嘲笑うフォルケル。それが引き金となり、ミーメはこれまで募らせてきた父への憎悪を爆発させてフォルケルを殺害し、以後、愛や友情を否定する虚無な人間となった。 フェクダ・トールを撃破し、星矢達と別れてワルハラ宮に向かった瞬の前に3人目の神闘士として姿を現した。 竪琴の奏でる音による幻覚と、黄金聖闘士にも匹敵する光速拳で瞬を翻弄し、あわやというところまで追い詰めたが、瞬の危機には必ず駆け付けるのがお約束の一輝が登場。 やはり竪琴の音色による幻覚と光速拳で追い詰めるが、その最中に「鳳凰幻魔拳」を浴びる。 ミーメが見た光景…それは病気にかかった幼い自分を、自分が死ぬかもしれない激しい吹雪の中にもかかわらず医者に連れていこうとするフォルケルの姿であった。 「私は死んでも構わん!だがこの子だけは…ミーメだけは死なせる訳にはいかん!!」 あの非情な父からは考えられない言葉…この他にもミーメが見たのは、常に自分を気遣い、愛してくれた父の姿だった。 そしてあの時、ミーメがフォルケルを殺害した時、彼は涙を流していた。 フォルケルはミーメの父を望んで殺害した訳ではない。まだ赤子だったミーメがいるのを知ったフォルケルは、彼を見逃すつもりでいた。 だが背を向けた瞬間、彼はフォルケルに襲い掛かった。やむなくフォルケルは彼に拳を放ち、それをかばった妻をも巻き添えに死なせてしまった。 フォルケルはせめてもの罪滅ぼしとしてミーメを引き取り、実の子のように愛を注いでミーメを育てていたのだ。 幻覚から覚めたミーメは全てまやかしだと動揺するが、一輝は「鳳凰幻魔拳」は心の奥底に眠る恐怖や記憶を引き出す拳…すなわちミーメが見たものは全て現実であると語った。 真実を知ったミーメは一輝達の信じる愛や友情が、本当に信じるに値する物なのかを確かめるため、あえて神闘衣を脱ぎ捨てて一輝に対峙する。 交錯する一輝とミーメ。静かに父の名を呼ぶとミーメは地に伏し、二度と目を覚ます事はなかった。 【人物】 本来は争いを好まない性格で、瞬にも「あなたの小宇宙は悲しみに満ちている」と看破された。 青銅最強の一輝をして「十二宮でサガと戦っていなかったら間違いなく負けていた」と言わしめた、神闘士の中でも屈指の実力者。 仕掛けられた相手はほぼ必殺と言ってもよい瞬のネビュラストームを原作、アニメ合わせて始めて打ち破っている。(二人目は「Ω」のアイガイオンだろうか) 纏う神闘衣はη星・ベネトナーシュ(作中では「エータ」と発音するが、本来は「イータ」が正しい) モチーフはシグルズとブリュンヒルデの娘・アスラウグが育てられた竪琴と思われる。 (ちなみに後のハーデス編で同じく竪琴をモチーフにした琴座(ライラ)オルフェという白銀聖闘士が登場している。また、劇場版では琴座オルフェウスという亡霊聖闘士が登場しており、声も同じであった) 【技】 ・ストリンガー葬送曲(レクイエム) 竪琴の糸(ストリング)で相手を締め上げ、体を引き裂く技。 最後に糸を弾いた振動が到達すると相手は絶命すると思われるが、いずれも途中で妨害されて不発だった。 追記・修正は親父にぶたれてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この人の人生を見たとき今は亡きやなせたかし先生の絵本「チリンのすず」を思い出して泣いた。 -- 名無しさん (2013-12-11 09 37 53) くぉら!CVwwwwwww!!! -- 名無しさん (2013-12-11 09 56 06) こいつがいたせいか後のオルフェの技がストリンガーノクターンってちょっと語呂が悪くなった疑惑。ストリンガーレクイエムの方が語呂としては綺麗な気がする。 -- 名無しさん (2013-12-13 21 07 39) 芸名だろうが本名だろうがこういう表記は失礼だと思うんだよなあ… -- 名無しさん (2014-05-25 19 22 20) ノールックで軽々と光速拳(一輝曰くスピードは黒サガと同レベル)を放ったり、竪琴のおかげとはいえネビュラストームをかわしたり、一輝とほぼ相討ちになるまで追い詰めるなど、神闘士2番手の実力者とされるシドよりよっぽど強い印象 -- 名無しさん (2020-05-23 14 17 30) アスガルド編の第一報はアニメ誌でもジャンプ本誌でもなくバンダイの模型情報だったがその際『亡霊聖闘士オルフェウスの生まれ変わりで瞬一輝への復讐をもくろむ』と書いてあった。当初はそういう予定だったのかね -- 名無しさん (2023-02-05 17 27 45) 名前 コメント
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[希望の聖闘士]星矢 タイプ スピード 必要コスモ 7 初期攻撃力/防御力 1200/1200 初期総パラメータ 2400 最大攻撃力/防御力 3000/3000 最大総パラメータ 6000 必殺技 なし 効果 【解説】 この世に邪悪がはびこる時、必ずや現れるという希望の闘士聖闘士(セイント)。 その拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。星矢は聖闘士の証であるペガサスの聖衣(クロス)を身にまとった。 [希望の聖闘士]星矢+ タイプ スピード 必要コスモ 7 初期攻撃力/防御力 1440/1440 初期総パラメータ 2880 最大攻撃力/防御力 3600/3600 最大総パラメータ 7200 必殺技 なし 効果 MAX覚醒時 初期攻撃力/防御力 2040/2040 初期総パラメータ 4080 最大攻撃力/防御力 4200/4200 最大総パラメータ 8400 【解説】 この世に邪悪がはびこる時、必ずや現れるという希望の闘士聖闘士(セイント)。 数々の死闘を経て、アテナの聖闘士として成長していく星矢。 「俺たち聖闘士はこの世に邪悪がはびこる時、必ず現れる希望の闘士なんだ!」
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タイトル(コピペ用) 聖闘士星矢 黄金伝説 完結編 ジャンル ACT このページを編集 海外タイトル 発売日 1988/05/30 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 その他 -表示 過去最速 +表示
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登録日:2012/06/15(金) 21 27 22 更新日:2024/06/24 Mon 09 08 08NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 SaGa Who_Are_You_? がばい兄ちゃん よく生き返る アーレス サガ ジェミニ ジェミニの迷宮 ゾンビ チート バケツ兜 二重人格 兄 全裸 全裸聖衣 冥闘士 双児宮 双子座 哀しき悪役 山寺宏一 悪 慟哭の三戦士 教皇 曽我部和恭 正義 異次元←大体戻ってくる 神 置鮎龍太郎 聖闘士 聖闘士星矢 邪悪 野島昭生 黄金聖闘士 「お前こそ…真のアテナの聖闘士だ」 『聖闘士星矢』に登場するキャラクター。 病床に伏した前教皇シオンに変わって聖域の執政を取り仕切る人物。 優しく清らかな心を持ち、十二宮の激戦をくぐり抜けた星矢を項目冒頭のセリフで讃え、教皇の間の先にあるアテナ神殿に安置された「アテナの楯」を掲げれば、城戸沙織の命を救える事を教えた。 こうして聖域十二宮編は完結したのだった。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ククククッ…誰がアテナの楯など取りに行かせるか ここに来て私の体を覆うのだっ!!我が聖衣よっ!! 年齢 28歳 身長 188cm 体重 87kg 誕生日 5月30日 血液型 AB型 出身地 ギリシア 修行地 聖域 CV 曽我部和恭/野島昭生(聖域編の善サガ)/置鮎龍太郎(2代目)/山寺宏一(LoS) 【概要】 長い間、不在と思われていた双児宮の守護人にして双子座(ジェミニ)の黄金聖闘士。 生まれつき善と悪の全く異なる二面性を併せ持つ所謂“二重人格者”であり、 善の人格は神にも見える優しく清らかな心を持つが、悪の人格はまさに悪魔のごとき冷徹さを持つ。 ただし、サガ本人は真の聖闘士として生きようと自分の悪を否定していた為、悪の人格は長らく心の奥底で眠っていた。 双子座の宿命か、血を分けた双子の弟として同じく双子座の守護星座を持つカノンがいるが、こちらは生まれつき悪性しか持ち合わせていない。 13年前、サガは既に黄金聖闘士を務め、その実力と清らかな人格から人々から尊敬の念を集める存在だった。 その評判はかなりのもので、当時教皇を務めていたシオンが自身の後任となる次期教皇を指名することになった際にも射手座のアイオロスと並ぶ筆頭候補と目されていた。 だが、サガの秘めた悪性を警戒したシオンはアイオロスを次期教皇に指名する。 最初はサガも素直にその決定を受け入れようとしていたが、「神の化身」と評され、それに違わぬと自負する才覚が認められなかったことに対する不満は誤魔化しきれず、更にカノンから悪の道を説かれ続けていたこともあって、とうとうサガの中で眠っていた悪の人格が発現。 スターヒルでシオンを殺害し教皇に成り済ますと、次に生まれたばかりのアテナの化身をも亡き者にしようとした。 しかしこれは直前でアイオロスに阻止され、自身が教皇に成り代わっていることを知られると、 すぐさま勅命を発し、アイオロスをアテナを殺害しようとした反逆者に仕立て上げ、山羊座のシュラを追っ手に差し向け、致命傷を追わせた。 だが、アイオロスは自身の命と引き換えに赤子のアテナをグラード財団総帥・城戸光政に託していた。 光政の孫・城戸沙織としてすくすくと成長したアテナだったが、病床の光政からついに真実を知らされる。 それから13年間、教皇の座を得たサガが何をしていたのかというと…………別に世界征服だの何だのといったことはせず、割と真面目に教皇としての職務を全うしていた(アニメ版に関しては後述)。 物語冒頭で星矢に天馬星座の聖衣を授けた時も、地元で生まれた正式な聖闘士の任命に立ち会い言葉を送っただけで、何も裏はなかった。 というのも悪の側面が表面化したとはいえ善の側面も消滅したわけではなく、2つの「サガ」は常に互いに干渉しあっていたのである。 善サガは自分の行いを悔い、真の聖闘士として生きたいと思いながらも、本心からの望みでもあったために教皇を演じることを辞めることができず、 悪サガは悪サガで思うがままに動こうとするも心の底の善性が枷となっていたので表立って悪政に踏み切ることができなかった。 更に付け加えると、そもそも悪サガの行動原理も基本的には「地上の平和のため」であることには変わりが無い。 その方法論が「アテナの下、聖闘士として戦う」でなく「(赤ん坊だったアテナを見てその力や正当性を疑い)最も強い自分が地上を守るために聖闘士を率いるべき」となっているだけである。 アテナ暗殺を狙ったりしているので真っ当ではないがおかしな考えではなく、実際デスマスクが最も特別な一人、機会主義者だけではなく唯一全部の真相を看破した、そのためサガと共謀している。シュラやアフロディーテも彼の「力あってこその正義」の考えに賛同していたが故に従っており、厳密にはアテナとは別の正義だと言える。 なので、前教皇に近しかった老師やムウを除けば大多数の人間は教皇がなりかわったことに気づくことは無く、 人の本質を見抜けるシャカも「私が見た教皇は正義だ!」と自らの元にやってきた青銅達に太鼓判を押す程だった。 とはいえ時折不可解な行動を覗かせたり、うっかりお風呂を覗いてしまった…もとい正体を知った従者が始末されたりと色々あったので、 本編時には教皇について黒い噂が少なからず立っていた模様。 そんなこんなでなんとか教皇としての役割を演じ続けていたサガだったが、成長したアテナ=沙織が青銅聖闘士たちを集め、聖域への帰還を目論んでいることに気付くとこれを阻止すべく白銀聖闘士や黄金聖闘士を差し向け始める。 元々、聖闘士は正当防衛なら兎も角、私利私欲や見世物の為に己が力を使う事は禁じられており、銀河戦争はサガに対して星矢達を始末するのに正当な口実を与えてしまったのである。 教皇に不信感を抱いていた童虎とムウ、愛弟子の星矢や瞬を信じようとした魔鈴、ダイダロスを除く大半の聖闘士には「プロレス紛いの興行に出場して就業規則を破った部下を止めようとしている教皇」という構図に見えてしまい、聖矢の先輩として仲が良かったアイオリアですら「大人しく投降するなら自分の助命嘆願で命だけは助けられるだろうが、抵抗するようなら殺害も仕方ない」と腹を決めた程だった。 そして教皇の悪を問いただすために星矢たち青銅聖闘士を伴って聖域を訪れた沙織に対し、サガは白銀聖闘士の矢座(サジッタ)のトレミーを差し向け、彼女の胸に黄金の矢を突き刺した。 星矢たちは矢が沙織の心臓に達する12時間以内に十二宮を突破し、教皇を倒すことを強いられてしまう。 戦いが始まるとサガ自身は瞑想(メディテーション)と称して教皇の間に引き籠もり、誰とも会おうとはしなかった。 星矢達が自身の守護する双児宮に到達すると、幻影に聖衣を着せた分身を操って戦わせるだけでなく、双児宮の内部を迷宮化することで足止めを強いるが 盲目であるががゆえに幻影が通用しない紫龍を通したり、瞬のサンダーウェーブが異次元すら突破して追尾してきて妨害されたり、 カノン島から小宇宙を発してプレッシャーを与えた一輝により突破を許してしまう。 そして黄金聖闘士の戦いで驚くべき成長を遂げ、全員が究極の小宇宙 セブンセンシズに目覚めていった一輝、紫龍、氷河、瞬の4人が文字通りその命の全てを懸けて、遂に星矢を教皇の間へと送り出した。 これに応えるように、悪に飲まれつつあった善の人格のサガも、わずかな間ながら悪の人格を押し退けて、黄金の矢を取り除く方法を涙を流しながら必死に星矢に伝える。 しかし、ここで再び悪の人格がサガを支配。その拳を星矢に向ける。 これまで戦ってきた黄金聖闘士と比較しても圧倒的な力。 それは無防備な態勢で聖衣も着ていなかったのに星矢の攻撃にダメージを負った様子が全く見られないことからもうかがえる。 死力を尽くして放ったペガサスローリングクラッシュさえも通じず、星矢は五感を全て奪い取られ、戦闘不能に陥ってしまう。 「どうする事も…できない……」 星矢にとどめを刺すべく、ゆっくりと歩み寄るサガ。 が、背後に燃え盛る小宇宙を感じて振り向くと、そこには処女宮の戦いでシャカと共に次元の彼方へ消えた筈の一輝が立っていた。 一輝は牡羊座のムウ、そして他でもないシャカの助力によって、星矢を救うために十二宮に帰還していたのだった。 幻朧魔皇拳と鳳凰幻魔拳による精神勝負こそ互角だったものの、小宇宙による勝負ではサガの圧倒的な力の前に青銅最強の実力を持つと言われる一輝も歯が立たず、力尽きてしまう。 だが、その間に星矢が再び立ち上がる。 同じ時代に生まれ、同じ時を分かち合い、共に命を懸けて戦い散っていった兄弟たちの声を、小宇宙を背に受け、星矢は全身全霊を込めてペガサス彗星拳を放つ。 ついにサガは倒れ、星矢は満身創痍の体を押してすぐにアテナ神殿へ、アテナの楯の元へと向かう。 それを阻止しようと、再び襲い掛かるサガ。 火時計が今まさに消えようとするその瞬間、アテナの楯が光を放ち、沙織に突き刺さった黄金の矢は消滅した。 同時に、サガの悪の人格も消滅。 これまでの罪を駆けつけたアテナたる沙織に懺悔すると、 「このサガ…もし許されるならば、正義のために生きたかったのです……」 という遺言を残し、自ら体を貫いて命を断つのだった… 【アニメ版】 アニメ版は原作の方はまだ教皇の設定が決まってなかったので、独自の設定になっている。 13年前は、シオンの末弟であるアーレスになり変わっていた、その為シオンは現在でも存命していた。 銀河戦争編の裏でシオンを殺害して教皇の座に就いた。(*1) 暴力的な行為で聖域を支配し、ゴロツキ聖闘士集団「暗黒聖闘士」を服從させ自分の配下にし、シベリアに氷のピラミッドを建造させ反対していた水晶聖闘士を洗脳させたりと悪行を重ねた。 それによりアニメ版の教皇は『世界征服を企む悪の教皇』になった。 因みに私生活は美女を何人も侍らせ、酒池肉林に耽ったり巨大な肖像画を描かせるなど頽廃したものであった。 そして十二宮編では原作を追いついてしまったので、結末が変更。 アテナ神殿に辿り着いた沙織に悪の心のまま襲い掛かるが、 サガの善の心が目覚めかけていることを感じ取った聖衣が、サガを見守るために自らの意思で離れ、 そのことを沙織から告げられ迷いが生じるが、なおも沙織を殺そうと最後の一撃を放つ。 しかし寸前に善の心が打ち勝ち(その時にマスクの悪の面が砕け散り、善の面が現れた)、沙織の手にしていた黄金の杖を自身に突き立て、自害し邪悪なる存在は消滅した。 【その後】 続く海皇編では弟・カノンが正式に登場し彼の口からサガの二面性が改めて言及される。 そして冥王ハーデス十二宮編ではハーデスの力によって同じく死亡したカミュ、シュラ、更にはかつて殺害したシオンたちと一緒に冥闘士として復活。 カミュ・シュラと共に十二宮に侵攻し聖闘士として改心したカノンを含むかつての仲間たちと戦い続け、遂には処女宮でシャカと対峙し、彼を三位一体にして禁断の技「アテナエクスクラメーション」で葬った。 実は十二宮に攻め入ったのはハーデスに寝返ったのではなく、戦いの鍵を握るアテナの聖衣を復活させるための苦肉の策であった。 それを悟ったアテナは自らサガらに討たれ、ハーデス城に帰還した三人はパンドラに反旗を翻すも仮初めの命が尽きてしまい失敗。 再び逆賊としての汚名を被りながらも突き進んだ正義の道を星矢たちに託すこととなった。 そして冥界編クライマックスでは「嘆きの壁」を破壊するため他の黄金聖闘士たちと共にカノンから返却された双子座の黄金聖衣を纏って再登場。 アテナを救うため星矢たちの道を切り開くべく小宇宙を燃やし嘆きの壁を撃ち抜き、その力の衝撃によって消滅。 死してなお地上の愛と正義を守ろうとする決意に殉じた。 だが、それは同時に神への反逆という大罪を犯したことに他ならず、その魂はオリュンポス十二神の手によって永遠に封じられる事となった。…というのは続編が頓挫した天界編での設定で、その後に制作された黄金魂ではアスガルドの地に再び現れている。 【人物】 前述の通り強烈な善と悪が共存する、いわゆる二重人格者。 悪性が全面に出ている際には正に暴君のような荒々しく尊大な言動を見せるが、善性が全面に出ている時はとても清らかで超然とした人格者となる。 教皇としての公務中には善性が出ていることが多く、それを遠目ながら見ていた星矢も悪性を感じ取ることはなかった。 そのため優れた観察眼を持つムウやシャカたちもその善性を感じ取りあえて敵対する道を選べなかった。 十二宮の戦いは彼自身が引き起こし、その結果、多くの命が失われていったが、最大の被害者は、最期まで善と悪の狭間で苦しみ続けたサガ自身だったのかもしれない…… 冥界編での再登場時にはハーデスを欺くための演技もあるだろうが、善の人格でありながら十二宮編時の柔らかい雰囲気がなくなり常に厳しい口調と表情になっているが、これを消滅した悪の人格が少なからず影響しているのでは?と解釈するファンもいる(前述の通り悪のサガも決して私利私欲ではなく地上の平和が念頭にあったため、復活に際して善悪両方が合わさり冥界編のサガとなった…とする説) 外見としては癖が強く長い髪の毛が特徴。 人格が変わると髪や眼の色が変わり、善サガは原作では金髪、アニメでは青髪碧眼だが、悪サガは原作では黒髪、アニメでは灰色の髪になり、どちらも共通して白目の部分が赤く染まるのが強烈なビジュアル。寝不足?とか言わない。 近年のゲームやOVAでは概ねアニメ準拠である。 アイオロスと並んで次期教皇の最有力候補となっていただけあり、強者揃いの黄金聖闘士たちの中でも随一の実力者。読者からも最強候補の筆頭格として名が挙がる。 聖闘士の技の中でも最高峰の威力を誇るギャラクシアンエクスプロージョン、相手の意のままに操り精神を破壊する幻朧魔皇拳、強大な小宇宙で空間を歪め相手を異次元送りにするアナザーディメンションと技の多様さでも群を抜く。 更にシャカの最大奥義である天舞宝輪のような五感剥奪技を光速拳によりただの片手間程度でやってのける技量の持ち主。 冥王編で復活した際にもその力を存分に振るい、双児宮から遠く離れた教皇の間まで小宇宙の衝撃を放ちカノンを攻撃しジェミニの迷宮を強制解除させる離れ業を披露した。 また「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION」では一輝が双子座は黄金聖闘士の中で当代(その世代)の最強が揃うといった事を口にしている。 「生き写し」と言われるカノンもサガと同等の力を持つとされるが、カノン自身は自分はサガに及ばないとしている。 その圧倒的な実力とカリスマで、まさに十二宮編の最後を締めくくるに相応しいキャラと言えるサガ。全国の双子座生まれの少年達は歓喜したに違いない。 【技】 アナザーディメンション 標的を異次元へと飛ばす技。行き先はサガ自身にも分からない。 氷河を天秤宮まで飛ばし、その後彼はカミュによって氷の棺に閉じ込められてしまった。 本来なら飛ばされた者は異次元を永遠に彷徨うことになるが、この手の技のお約束というべきか大抵の奴は戻ってくる。 というよりもアニメでは一輝にも使ったわけだがこれは相手が悪かったと言えるだろう。平然と戻ってこられてしまった。 派生作品では移動技としても使われる。 「さあ、異次元へ飛んでゆけ!」 ギャラクシアンエクスプロージョン 自身の強大な小宇宙で、星々をも爆発させる衝撃を放つ。 数ある黄金聖闘士の技の中でも屈指の威力、スケールの大きさを誇る技。 原作では大ゴマと唐突な独特のポーズに星々が爆発する背景で表現されているが、アニメやゲームでは星を飛ばして敵にぶつけて爆発させたりする。 どっかの蠍は「ギャラクシャンエクスプロージョン」と誤字っていた。 テレビアニメ版では原作に追いついてしまいオリジナル展開に突入したので未登場。 アニメ版で必殺技を放ったのは後述の劇場版が初。 「星々の砕ける音を聞け!」 幻朧魔皇拳(げんろうまおうけん) 拳を浴びた者の脳を支配し、意のままに操る伝説の魔拳。 作中では教皇の間に乗り込んできたアイオリアがシャカとの戦闘に専念していた隙に乗じて仕掛けることが出来、彼と星矢を戦わせた。 アニメにおける幾人かの人物もこれで操っていたと思われる。 破るには拳を受けた者の目の前で人1人が死ななければならず、改心したカシオスが自らを犠牲にし、アイオリアを救った。 この精神操作に関しては一輝とほぼ同等の実力であり、鳳凰(フェニックス)幻魔拳を無効化したシャカと違って相打ちになってしまった。 ただし、互いに後遺症は残らなかった模様。 【聖衣】 双子座の黄金聖衣 シルエット自体はオーソドックスな甲冑スタイルに纏められている。 しかし双子座の二面性を暗示するかの如く、その王冠のような兜の右側面には不気味に笑った「悪の顔」、左側面には穏やかな表情の「正義の顔」が付いている。 この二つの顔はサガの善悪の表裏に反応しているような演出がとられており、悪に走るサガの行いに正義の顔が涙を流すこともあった。 オブジェ形態でも二つの顔が互いに背を向けた二人の人間を思わせる形になる。 十二宮編後は聖域に保管されていたが、冥界編でサガの跡を継ぎ双子座の聖闘士となったカノンが装着し、嘆きの壁破壊の際にはサガの魂へと返却された。 十二宮編では教皇に扮したサガが、ハーデス十二宮編ではカノンがそれぞれ空の状態の双子座の聖衣を人型にして自身の幻影に着せ遠隔操作し足止めに使った。 バケツみたいな形の兜は読者の間でちょくちょくネタになる。かぶった姿はレアである。 被ったとしても、元々顔が黒塗りのジェミニの幻影が身に着ける事を前提としているためか不格好でお世辞にもカッコいいとは言い難いのが難点。 迸れ!!我が小宇宙よ!! 双子座の神聖衣 『黄金魂』で神聖衣化した双子座の黄金聖衣。 より装飾的なデザインが増え豪奢な見た目となっている。神聖衣特有の翼も持つが、右の翼は悪魔のように刺々しく、左の翼は天使のような滑らかなデザインとなっている。 オブジェ形態では「悪魔の翼を持つ悪の顔」と「天使の翼を持つ正義の顔」が互いに向かい合い手を合わせた形へと変化し、双子座の相反する二面性が調和したことを示すような姿となった。 冥衣 ハーデス十二宮編で復活した際に纏っていた冥闘士の鎧。 双子座の黄金聖衣を模しているが各部が鋭角化し禍々しい形となっている。 頭部パーツを装着する場面は無い。 【余談】 聖衣は全裸で纏う主義らしい。 名前の由来はそのまま「性」(さが)から。 星座カーストでは堂々1位を獲得したばかりか、実力者が揃う黄金聖闘士の中でも最強候補筆頭と名高い。 北斗の拳のラオウ、るろうに剣心の志々雄真実、ジョジョの奇妙な冒険のDIOなどと並び、少年ジャンプ黄金期を代表する名悪役としても名を連ねている。 【本編外のサガ】 劇場版『真紅の少年伝説』 復活したアベルの力により十二宮編で死亡したカミュ・シュラ・デスマスク・アフロディーテら黄金聖闘士と共に復活。 アベルの下に付き、アベルがアテナを殺害しそれに激昂したカミュ、シュラが倒されても微動だにしなかった。 しかし中身はちゃんと善サガであり、アテナを救うべく星矢を叱咤激励しその拳に倒され彼のセブンセンシズを目覚めさせる。 そして星矢をアベルの元行かせるため負傷をおしてやまねこ座のジャオウを羽交い絞めにしたうえでギャラクシアンエクスプロージョンによる自爆技を放ちジャオウを道連れに絶命した。 全体的にハーデス編のサガとカノンの要素を合わせたような扱いとなっている。というかこの下りを気に入った車田が冥界編のカノンに反映させた。 でも発破をかけるためとはいえ満身創痍の星矢に至近距離からギャラクシアンエクスプロージョン撃つのはやりすぎな気もする。 『セインティア翔』 十二宮戦前の段階では、邪精霊と戦って負傷していた冠座のカティアを救出、彼女に憧れを抱かれることになりこれが結果的にカティアが一時期裏切ってしまったような形になった。 13年前の回想では、翔子・響子姉妹の実母で当時聖闘少女の長だったオリヴィアを葬っている。 十二宮戦終盤でアテナのイージスの力によって抜けた悪のサガが独立した存在「戦神アレス」となり、エリス共々沙織らと敵対することになる。 『エピソードG』 本編以前の話なので、やはり悪のサガとして暗躍する。 アテナ暗殺を企てたのは、神「クロノス」の意思を受けてのものだった。そして6年が経ち、教皇の正体を知ったシュラを激しい戦いの末に洗脳する。 自身もクロノスそしてポントスといった神々の手駒となったフリをしながらも独自に彼らを出し抜こうとしていた。 クロノスが聖域に攻め込んで来た時には己が目的のためにあえてクロノスの侵攻を許すも、際どい場面で善のサガに交代。 双子座の黄金聖闘士として聖域を守る為に奮闘。クロノスが仮初の姿だったとはいえ、撃破寸前まで追い詰めるという驚異的な力を発揮するも、後一歩の所で悪のサガに交代してしまう。 その時、サガは目に涙を浮かべていた。しかし悪サガもまた「地上に永遠の楽園を生む」という野望のためにクロノスを裏切り、全聖闘士に臨戦態勢を発令するのだった。 また交戦の際にクロノスの必殺技「絶対神託(テリオスオラクル)」を受けてしまい、後のサガの乱の未来を確定されてしまう。 ただしサガ本人も「このような技を受けずともいずれは自身の弱さ故に反逆者として討たれる咎人となるだろう」と呟いている。 『Episode G アサシン』 フクロウになってました 。 コクトーの名前で1巻から登場。 最初からアテナの啓示により聖剣戦争に参戦したシュラに付いており、フクロウがアテナの従者である事からアテナから何らかの指示を受けての可能性がある。 9巻では冥界でアイオロスに襲われ危機に陥ったシュラを助ける為、全盛期の姿で人の身に戻った…なおフクロウ姿から戻った為、当然 全裸 である。ほんと全裸好きだなこの人 シュラやアイオリアですら一蹴したアイオロスの雷光乃焔(ライトニングフレイム)を一度その身に受けた後の二度目はギャラクシアンエクスプロージョンにて打ち破り、 雷光乃極(ライトニングテリオス)は初見で爆縮された雷光をアナザーディメンションで異界送りにする事により完全に破る。 シュラ曰く「英雄アイオロスに並び立つ力を持つサガにしか出来ない事」と言わせる実力を見せている。 ちなみにシュラの日本滞在に置いて必要な衣服や戸籍はサガが用意している… フクロウ姿のままで 。 なお人間姿に戻ったのは9巻が初だが、その際にもサガ本人の切なる願いに応じて起きた奇跡のようなので普段から容易に人の姿に戻れるわけではない。 どうやって色々用意したのか…私、気になります! 12巻ではミロと共にシュラにデザインした箸を受注しをプレゼントした・・・ やっぱフクロウ姿のままで 。 受注はミロだがデザインを考案したのはサガらしい。 フクロウ姿のためかかなりはっちゃけている。シリアスシーンとの温度差で風邪引きそう 『聖闘士星矢Ω』 ハーデス編後の時系列なので本人は登場しないが、双子座は代々光と闇の対立に苦しむ運命にあったとしてカノンと共にイメージが映し出された。 『Legend of Sanctuary』 年齢は41歳。……随分老けましたね。 概ね原作に沿った設定だが、「アイオロス(と赤子のアテナ)を追撃した際自分諸共シュラに攻撃させ死亡した」という体で姿を消し教皇に化けていた。 一応二重人格者だが善サガの描写がほとんどないため、作中ではほぼ完全に悪サガ。山ちゃんの演技もあってちょっとテンション高め。 黄金聖衣の二面性がより強調され、右半身は丸々黒く塗られている。 『黄金魂-soul of gold-』 嘆きの壁破壊に死亡した直後、何者かの意志でアスガルドの地に復活。 神闘士の罠にはまり絶体絶命のミロを救いに登場し、開幕早々ギャラクシアンエクスプロージョンで敵の基地を丸ごと消し飛ばし巨大なクレーターを作り出した。(ちなみに、この時のサガたちは小宇宙を吸い取られ弱体化させられている) その後、ユグドラシル内の戦いに参戦し神闘士シグムンドと対決。 亡き弟の仇を討たんとするシグムンドの覚悟を一人の戦士として、そして弟を持つ兄として認め、暴走する彼を神聖衣の力で押しとどめ助けた。 決戦では因縁深きアイオロスとの連携も見せる。 シリーズでも珍しく、徹頭徹尾アテナの黄金聖闘士として仲間と肩を並べて戦うことができた作品。 パチンコ『CR聖闘士星矢』 VSサガリーチは全回転以外では最も信頼度の高いリーチ。 また黄金聖闘士モード(確変中)では彼以外の黄金聖闘士(ムウ、童虎、アイオロスを除く)を全て倒すと双児宮の「謎の黄金聖闘士」が「サガ」に置き換わり、ついに相対する。 サガを3回撃破するとSPエンディング、そして千日戦争モードへと突入する FC『ファミコンジャンプ 英雄列伝』 エリア3のボスとファイナルステージ11番目の敵として登場する。が、大怪獣ヌケゴンで100ポイント以上のダメージくらったときは多くの双子座を落胆させた。 「私こそがこのアニヲタwikiの救世主なのだっ!!追記・修正はさせんっ!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 本人曰く「ハーデスやポセイドンから地上を守ることができるのはアテナではなく自分だ」という彼なりに地上の平和を考え守るための信念を持っての反逆である。本編の双子座ツインズの圧倒的な強さと、単身敵地に乗り込んで勝手にピンチになって迷惑かけまくるアテナを見てるとすごく納得できてしまう気がしないでもない -- 名無しさん (2013-11-07 08 43 17) 一人だけ悪サガに気がついていなかった疑惑があるシャカ -- 名無しさん (2013-11-07 09 07 56) アテナがかなり厄介さんなのはエウロパも指摘してたけど、アテナが向かったからこそ地上の滅亡が少し遅れてる面もあるからなぁ…… -- 名無しさん (2013-11-07 09 45 24) つーかアテナ嫌いなだけだろ。一番上のは。 -- 名無しさん (2013-11-07 10 08 02) 十二宮編の悪サガはジャンプ名悪役(ラオウ、DIO、悪魔将軍たちと同列)に抜擢してもいいと思う。 -- 名無しさん (2013-12-04 21 55 19) 善悪二重人格、「望まない」裏切り、正に最大の被害者ですね… -- NY (2013-12-18 13 00 33) ↑そしてハーデス編では、敵の目を欺く為とはいえかつての同志達との死闘やアテナ抹殺等、悪の人格が望んで為し得なかった事を善の人格が為す事に・・・ -- 名無しさん (2014-01-03 22 49 22) 無理してキャラ作ってもボロが出るだけですよ、って感じの人。彼も優等生だけど人並みに功名心とか自惚れはあったわけで、そういう自分を少しずつ許していけば清濁併せ呑むよき先輩として星矢たちを導いていけたかもしれない -- 名無しさん (2014-03-08 10 54 25) 許すというかキャラというか、そもそも教皇後継まで人生イージーモードだし弟が酷すぎたから自分の中のそういう気持ちを自覚すらできてなかったんだろ。 -- 名無しさん (2014-03-08 11 08 21) 考えてみたら「あの」一輝を完全敗北させてるってだけで十二分にすごい。 -- 名無しさん (2014-03-30 19 51 17) てか、この声優さん亡くなったのはみんな知ってるけど -- 名無し (2014-06-07 06 44 55) その数年後に奥さんも亡くなってるだよね.......... -- 名無し (2014-06-07 06 46 02) 時空を引き裂き、星々を粉砕し、人の心すら意のままに操る聖域の支配者。まさに黄金期ジャンプ作品のラスボスにふさわしいゴージャスさがステキ。 -- 名無しさん (2014-06-07 07 03 55) 思うんだけど、聖域を牛耳った後は、やっぱり世界征服を狙うつもりだったのかな? とはいえ、いくら聖闘士といえど近代兵器の数々にはかなわない気もするんだけど・・・ -- 名無しさん (2014-06-07 07 05 58) サガの目的はあくまで地上の平和であって世界征服じゃないよ。アニメじゃモロだったけどあれはまぁ設定固まる前のアニオリ設定だし。光速で動けたり銀河の星々を砕いたり、五感を封じたり、一秒間に一億発の拳を繰り出したり、それを回避したり、その他諸々な連中に近代兵器なんて屁みたいなもんだよ。各国に直接乗り込んでお偉方ぶっ飛ばせば終わるし -- 名無しさん (2014-06-07 07 51 20) 今度やる映画での聖衣のアレンジがめっちゃかっこいい -- 名無しさん (2014-06-07 08 48 46) ↑キカイダーみたいだよなw -- 名無しさん (2014-06-07 09 01 57) ↑3 -- 名無しさん (2014-06-07 21 21 42) ↑4 すまん、上記はミスw さすがに核の直撃にゃ耐えられんだろw放射能は小宇宙で防いでたけど。 まぁ黄金聖闘士が国主の暗殺に回ったらどんな国でも滅ぼせそうだが。 -- 名無しさん (2014-06-07 21 23 40) 細菌だとかガスだとかのBC兵器も防げなそう。よしんば本人は防げても聖域の非戦闘員とか被害甚大。 -- 名無しさん (2014-06-22 21 15 40) サガの場合、やばそうなもんはアナザーディメンションで送り返すか自分が飛ぶかすればよさそうだな -- 名無しさん (2014-07-30 20 02 24) ハーデス編で弟カノンが改心し、且つ自分の護っていた聖衣と宮を引き継いだのを知った後シュラとカミュに対して「何でもない」と言いながらめっちゃ号泣してたシーンはこれまで聖人や超人の様に扱われていたサガには珍しくも感慨深い人間味溢れるシーン -- 名無しさん (2014-10-01 19 24 52) サガが双児宮守ってたら十二宮突破は無理ゲーと化す。 -- 名無しさん (2014-10-01 20 41 31) 十二宮編での二重人格も魅力的だがハーデス編では出番が多い事もあるが悪の人格が消えたサガ本来の性格が垣間見られる -- 名無しさん (2014-10-05 04 43 47) ↑3 あの兄弟、幼い頃はどういう家庭で生まれ育ったのか興味あるな。 -- 名無しさん (2014-10-05 08 27 58) ↑6 エピGで周囲に小宇宙の防壁張って放射線を無効化する描写があるけどな。まあ、魔宮薔薇やディープフレグランスの存在意義が無くなるからあんまり好きじゃない設定だけど -- 名無しさん (2014-10-18 16 13 58) ↑それらの毒にも小宇宙を+することで相手の小宇宙の護りを突破可能ってことなんじゃあないかな。ヒーローの強さ議論でNBC兵器にはかなうめぇって冷や水かけようとする論調が嫌いなんでこれくらいはっきりと『クソ放射能なんざきかねーよ!』と断言してくれた方が個人的には気持ちいい。 -- 名無しさん (2014-10-18 17 29 25) エピソードGでアテナ暗殺はクロノスの所為になって良い奴臭させてるけど教皇を殺したのは悪の弟の所為みたいな事を言ってるけど普通に自分の所為 -- 名無しさん (2014-11-06 16 22 15) ↑だから自分の弱さ故に討たれる咎人になるだろうって言ってんじゃね? -- 名無しさん (2014-12-03 17 54 14) 王の判決を言い渡す、死だ! -- 名無しさん (2014-12-26 11 49 50) 一輝が思念波飛ばしてサガの邪魔したのデスクイーン島じゃなくてカノン島の火口じゃね? -- 名無しさん (2015-01-20 01 13 49) やっぱり、当時読んでた人は教皇が聖衣遠隔操作してるところで正体分かったのかな? -- 名無しさん (2015-04-09 00 48 47) 黄金魂での私服がカノンとおそろいで笑う。仲悪いんじゃないのかよお前ら -- 名無しさん (2015-04-29 15 37 31) 双子だし趣味は似てんだろw -- 名無しさん (2015-04-30 06 58 17) ↑2 カノンはハーデス十二宮編で許されただろ -- 名無しさん (2015-04-30 07 33 55) ↑そうだったね。忘れてたごめん -- 名無しさん (2015-05-01 18 02 22) この人にどこぞのガリ(FF4TA)連想されてしまった・・・ -- 名無しさん (2015-06-21 08 43 58) 真紅の少年のサガは償いを果たしたと言ってもいいほどカッコイイ -- 名無しさん (2015-07-07 12 24 13) あのGEを食らっても無傷とは……どんだけなんだよユグドラシルの結界(汗 -- 名無しさん (2015-07-13 12 50 58) 詳しく書きすぎじゃね?マンガ読まなくても済むレベルじゃん -- 名無しさん (2015-09-25 13 33 23) 黒サガは原作でも無茶苦茶な強さだったけどTVアニメだとGEも魔皇拳も使ってないからさらに輪をかけて強く見える -- 名無しさん (2016-02-23 00 08 50) サガかシャカなら双子神ぐらいなら余力を持って倒せそうな気がする・・・それぐらいこの二人の強さはムチャクチャの域 -- 名無しさん (2016-04-02 23 20 33) 本来、聖域内はアテナの聖なる結界により十二宮はワープや転移技が無効化する為、必然的に一宮づつ登っていくしか手段はないが、サガ(と言うより双子座の聖闘士)のみアナザーディメンションで聖域内でも自由に行き来できる。応用によっては緊急脱出や敵が仕掛けた異次元からの脱出も可能 -- 名無しさん (2016-07-16 23 58 57) フルチンで部下を殺したことがある。 -- 名無しさん (2016-10-20 23 59 07) 突然全裸見られて恥ずかしかったんだよ。アニメで女の子もよく桶とか投げつけてくるだろ?あれと同じだよ -- 名無しさん (2016-10-21 00 28 50) ああ、だから「みたな~!」とか「わたしの素顔と『肉体』をみたものは生かしておくわけには」って…「聖戦も近いから女神のお力で若返って~」って誤魔化すなり、幻朧拳か魔皇拳使うなりで済んだ話だもんなぁ… -- 名無しさん (2016-10-21 21 10 11) 一人の戦士として・弟を持つ兄の立場としてとは言うがね、元はと言えばサガの弟のせいでシグムンドの弟は犬死にさせられたわけで…サガもシグムンドもその辺知らんのかな -- 名無しさん (2016-11-19 23 31 14) Gアサシンにてジェミニのサガ、アテナエクスクラメーションに参加。個人で通算四度目 -- 名無しさん (2017-03-18 08 53 12) セインティアでハーデスの力を借りて(「エリス復活したらやばいもんな」という感じの理由で)善のサガが助けに・・・って無理か? -- 名無しさん (2017-05-24 00 21 48) それにしても、カインとアベルの秘密ってなんなんだろうなぁ。双子でも多重人格でもないとしたら…… -- 名無しさん (2017-08-20 16 11 40) 教皇の間の死闘からもう30年経つんだなぁ -- 名無しさん (2018-01-04 20 51 33) LOSで今際の際にアテナに謝罪してたけど、アイオリアにも兄貴のアイオロスを貶めた事を謝罪してほしかった。 -- 名無しさん (2018-07-20 23 31 26) チャンピオンREDで車田先生が描くORIGINが始まって、その1回目が、サガの悪人格の正体が判明するよう。 -- 名無しさん (2019-01-02 09 45 30) ↑7 あー……ジークフリートが、コウ龍覇もどきで、ソレントを道連れにしようとしたけど、倒せなかったって話か……。まぁ、それは、ね; -- 名無しさん (2019-01-27 20 05 25) アナザーディメンションが適当に万能過ぎて笑う -- 名無しさん (2019-02-28 23 48 14) 性(さが)からサガだったそうだが、これを知る以前はSAGA(サーガ)から来ていると思っていた。物語を語る者みたいな存在だと。 -- 名無しさん (2019-09-19 07 00 12) ↑10 そういえば、昇天のところに居合わせたの、星矢たちしかいなかったからなぁ。ヒルダも確かその場にいたけど、もしかしたら彼女はジークフリートの無念を思って、ジークフリートをポセイドンの手先からアスガルドを救った英雄と称えたり、シグムンドに『ジークフリートはソレントを道連れに……』と教えたりしていたのかもしれん。 -- 名無しさん (2019-09-19 13 57 22) カノンとジークフリートの因縁をシグムンドが知っていたら、サガへの悪意の向け方はあんなもんじゃ済んでいなかっただろう。ヒルダに黄金の指輪を嵌めたのはポセイドン、引いてはそのポセイドンを(本来蘇る予定じゃなかったこの時代に)覚醒させたのは他でもないサガの弟カノンなんだから -- 名無しさん (2020-01-12 21 37 31) ついでに言えばカノンがポセイドンを傀儡に世界征服を企んだ原因を作ったのもサガ本人だしなぁ -- 名無しさん (2020-01-12 21 39 25) いちいち赤ん坊からやり直すアテナとは主従としての相性が悪かったな -- 名無しさん (2021-08-13 19 47 23) テレビ版だとアナザーディメンションと光速拳しか使ってないとは -- 名無しさん (2022-03-23 00 21 26) Gアサシンのフクロウ姿のサガがマスコットキャラに見えてしまうw -- 名無しさん (2022-03-26 21 26 51) 聖闘士星矢無s…聖闘士星矢戦記ではサガとカノンに加えてジェミニ???という名称で幻影版も登場する。アナザーディメンジョンが2種類使えるけどコンボ性能やギャラクシアンエクスプロージョンは使えないなどの性能差がちゃんとある。声優もない。 -- 名無しさん (2022-05-14 17 32 11) ゾンビランド。 -- 名無しさん (2024-06-09 23 39 07) 双児宮の迷宮は「星矢と氷河が組んでたら一生かかっても出られなかったかもしれない」って昔雑誌で言われてたなw 作中では星矢と紫龍、氷河と瞬という組み合わせで突破していた。氷河はそのあと人馬宮に飛ばされてたが。 -- 名無しさん (2024-06-24 07 14 13) ハーデス編冒頭で乙女座のシャカが互角以上に相手取って見せたけどいまだにサガが最強のイメージがある。 -- 名無しさん (2024-06-24 08 17 33) ↑まぁあの時は三人とも黄金聖衣じゃないし、シャカに阿頼耶識の事をアテナ達に伝えさせる為に初手から全力出せなかった事情もあるしね -- 名無しさん (2024-06-24 09 08 08) 名前 コメント
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[聖闘士の使命]星矢 タイプ スピード 必要コスモ 13 初期攻撃力/防御力 3520/2720 初期総パラメータ 6240 最大攻撃力/防御力 8800/6800 最大総パラメータ 15600 必殺技 女神との絆 効果 パワータイプの攻守 大ダウン 【解説】 数々の死線を潜り抜けながら、仲間との絆を深めていく星矢。 皆が聖闘士として自らの運命に目覚めていく中、星矢も激闘を通して成長を重ねていく。 [聖闘士の使命]星矢+ タイプ スピード 必要コスモ 13 初期攻撃力/防御力 4224/3264 初期総パラメータ 7488 最大攻撃力/防御力 10560/8160 最大総パラメータ 18720 必殺技 女神との絆 効果 パワータイプの攻守 大ダウン MAX覚醒時 初期攻撃力/防御力 5984/4624 初期総パラメータ 10608 最大攻撃力/防御力 12320/9520 最大総パラメータ 21840 【解説】 数々の死線を潜り抜けながら、仲間との絆を深めていく星矢。 いかなる逆境にも屈しないアテナの存在は、徐々に聖闘士たちにとって大きな支えとなっていった。
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フルボイス 聖闘士星矢 黄金伝説 完結編 【元ネタ】聖闘士星矢 黄金伝説 完結編 【作者名】cd 【完成度】完成済み 【動画数】13 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm331490 【マイリストへのリンク】 【作品の傾向】ネタ重視、スーパープレイ 【備考】機械音声 フルボイス 聖闘士星矢 黄金伝説 【元ネタ】聖闘士星矢 黄金伝説 【作者名】cd 【完成度】完成済み 【動画数】12 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm921480 【マイリストへのリンク】 【作品の傾向】ネタ重視、スーパープレイ 【備考】機械音声 名前 コメント